「書籍」カテゴリーアーカイブ

コクヨの結果を出すノート術

コクヨの社員たちはどのようにノートを使っているか。100人のコクヨ社員のノートがカラー写真で紹介され、それぞれどのようにノートをとり、仕事に活用しているか説明している。ノートは大きく方眼ノート、横罫ノート、無地ノートに分かれ、コクヨ製品だけでなく他社製品を使っている人もいる。図を多用している者が多く、ノートが思考ツールであり、仕事を進めていくツールという感じだ。見ていて楽しい文庫本だ。

暗号通貨vs.国家 坂井豊貴

暗号通貨VS.国家 坂井豊貴 読了 現金送金する際、従来は銀行のような第三者を介したが、ブロックチェーンの仕組みを使ったビットコインであれば第三者は介すこともなくなる。ブロックチェーンの仕組みは理解が難しい。一度世の中に広まったこの仕組みは、なくなることはないだろう。暗号通貨は国家に過度に集中した力を世の中に分散させていく。とある。 #暗号通貨 #ビットコイン #坂井豊貴

仮想通貨はどうなるか バブルが終わり、新しい進化が始まる 野口 悠紀雄

仮想通貨は投機の対象となり価格変動が激しく、不正に資金が流出したこともあり、もうひとつ信用することができない。この本で注目したいのは、仮想通貨の基盤となるブロックチェーンの技術が、通貨以外にも幅広く利用できる可能性を指摘している点である。ブロックチェーンとは、「利害が対立する当事者どうしが記録内容を信用できる」という特徴を持っている。仮想通貨とは、ブロックチェーンの技術を利用し、記録内容をお金の残高の台帳として共有し、その内容を信用できるようにした仕組みのものである。筆者は、この信用できる記録内容という特徴を、「公証や登記」にも適用できるとしている。例えば公証役場における定款認証では、、間違いなく本人がその内容の定款をその日に作成したという証明に、ブロックチェーンで簡単に代替できるとする。公証にかかるコストは現在、一律5万円もかかるが、ブロックチェーンをかつようすればコストは大幅に削減されるとする。「起業を活発にするために公証人をブロックチェーンに置き換えるべきだ。」というのが著者の主張である。

おそめ」石井妙子 新潮文庫

伝説の銀座マダム  おそめ」石井妙子 新潮文庫

「おそめ」の本名は、上羽秀。京都で生まれ育ち、祇園芸妓を経て、京都木屋町に小さな会員制のバー「おそめ」を開業。店は開業と同時に、白洲次郎・正子夫妻、川端康成、大佛次郎など当時の一流の文化人が客として集まり大盛況。並外れた美貌と天真爛漫な人柄の「おそめ」は、銀座に進出する。京都と銀座、ふたつの「おそめ」を経営、その繁栄と衰退の物語である。 私生活上の困難、ライバルとの葛藤、経営上のトラブルに巻き込まれながら昭和という時代を生き抜く女性の物語といえる。
この本は、一橋ビジネススクール教授である楠木建「戦略読書日記」にある書評「おそめ」により存在を知った。楠木教授は本「おそめ」から「夜の銀座の競争構造」の変化を論じ、「商売と競争のすべてがここにある。」と評する。